樋口先生さま
お世話になります、袋井と申します。
igraphバージョンアップ対応での要望がございます。
共起ネットワークで、Newamanのmodularityを用いたコミュニティ(サブグラフ)抽出法を実装されており、大変に重宝しております。
改めて御礼を申し上げます。
igraphでは、ランダムウォーク法、スピングラス法を用いた、新しいコミュニティ抽出法も実装されております。
(これら手法はSNAツールでは未だ実装されておらず、新しいアルゴリズムをいち早く利用できる有難さも、Rの魅力であると再確認しました)
Newaman法を含めた上記3手法について、色々なケースで比較実験を私の方で行いました。
ランダムウォーク法はwalktrapという名称で呼ばれていますが、
Newaman法と比較して、高いmodularityを得ており、グラフクラスタリング境界もより分かりやすい(自然な)結果を得ています。
新しいアルゴリズムであるwalktrapによるサブフラフ抽出のサポートをすることで、KH coderの付加価値が更に増すと思われます。
ご検討をよろしくお願いします。