こんにちは、樋口です。書き込みありがとうございます。
共起ネットワークを用いる際には、確かに、この方法についての文献を示して
おいた方が良いでしょう。
内容分析(content analysis)の分野では伝統的に用いられている点[1]と、
ネットワーク分析の指標を利用する点について[2]、示しておくと良いのでは
ないかと思います。
[1] Osgood, C.E. 1959 "The Representational Model and Relevant
Research Methods" I. de S. Pool ed. _Trends in Content Analysis_
Urbana, IL: University of Illinois Press, 33-88.
[2] Danowski, J. A. 1993 "Network Analysis of Message Content" W. D.
Richards Jr. & G. A. Barnett eds. _Progress in Communication Sciences
IV_ Norwood, NJ: Ablex 197-221.
このほか、『コーパスとテキストマイニング』の索引で共起ネットワークまた
は共起グラフを探していただけば、(私が書いたものも含めて)上記よりも
もう少し詳しい日本語の解説があるかと思います。
http://www.amazon.co.jp/dp/4320110331
新しい分野で論文を書くのは大変な仕事ですが、一層のご進展を祈念申し上
げます。
なお論文掲載の折には、書誌情報を「研究事例リスト」に掲載させていただ
けますと幸甚です。(^_^;