樋口先生. お世話になります.

現在, 関連語検索の自動実行をしたいと思っています.
auto_run.pmの共起ネットワークのサンプルの動作を確認しました.
一方で, 共起ネットワーク以外の自動実行を行う場合,
使用するメソッドの検討が付かず, 手詰まりとなっています.

おそらくauto_run.pm内の#前処理実行 から#プロジェクトを閉じる
までの間に関連語検索のメソッドを実行する記述を行えば良いのでしょうが,
この場合どのように記述すれば良いのでしょうか.

もしご助言を頂けましたら助かります.
よろしくお願いいたします.

こんにちは、樋口です。書き込みありがとうございます。

そうした自動化を行うためのヒントを、こちらの書籍に少し書いて
おります。

『Rのパッケージおよびツールの作成と応用』
http://amzn.to/1w4Fe4Z

よろしかったらご参照下さい。書籍を見て進めてみたけれど、ここ
で行き詰まった、といった場合はまたご遠慮なく状況を書き込んで
ください。

お忙しい中, ご返事ありがとうございます.

教えていただきたい内容を伝えるためにもう少し具体的に説明いたします.

共起ネットワーク作成のサンプルでは,
#my $win = gui_window::word_netgraph->open;
#$win->{net_obj}->{entry_edges_number}->delete('0','end');
#$win->{net_obj}->{entry_edges_number}->insert('end','120');
#$win->{net_obj}->{check_use_freq_as_size} = 1;
#$win->calc;
といった記述で描画数を120に, また, 出現数が多いほど大きくするよう設定を行って共起ネットワークの作成を行っているように見受けられます.

これを踏まえて, 関連語検索の実行を記述しようとした場合,
my $win = gui_window::word_ass->open;
#$win->{}->{direct_}->insert();
$win->search;
のように記述すれば良いかと考えました. 一方で, GUIにおける「"直接入力"のテキストボックスに単語を入力する」ことに等価な操作がわかりません.
おそらく「何かのオブジェクト」に文字列(か何か)を代入する形になると思うのですが, その方法を詳しく教えていただきたいです.
すなわち, 上記の2行目のコメント部分の記述の仕方を教えていただきたいです.

また, Perl初心者でそもそも記法が正しいかどうかも怪しいので, 間違っている部分があれば指摘していただけると幸いです.

こんにちは、樋口です。書き込みありがとうございます。

お書きいただいたような内容になると、結局は、KH Coderのソースコードを見
ないとどうにもならないかなと思っているうちに、日が経ってしまいました。
失礼いたしました。

まずはソースコードをダウンロードして、どこかに解凍なさってください。

そして、関連語検索のWindowを作成しているkh_lib\gui_window\word_netgraph.pm
をテキストエディタで開いてみましょう。そうすると、入力欄（Entry）を
「$self->{direct_w_e}」という名前で作っています。なので、ここに自動入力
すれば良い訳です。

$win->{direct_w_e}->insert('end', 'test-input');

のように試して見るといかがですか？　上手く「test-input」が入力できれば、
次は日本語を試して見ましょう。

$win->{direct_w_e}->insert('end', '日本語');

KH Coderのバージョンや、プラグインファイルの文字コードによるのですが、
これはたぶん文字化けすると思います。

$win->{direct_w_e}->insert('end', $win->gui_jchar('日本語') );

これなら、たぶん、文字化けしないのではないかと思います。

樋口先生.

ご回答ありがとうございます.

樋口先生の仰る通り,
my $win = gui_window::word_ass->open;
$win->{direct_w_e}->insert('end', $win->gui_jchar('父') );
$win->search;
の3行でサンプルのような関連語検索の自動実行を行うことができました.

続きましては, 関連語検索の結果として得られた抽出語を配列に格納するなりして,
GUIを通さない場合の利用の仕方を考えております.

実装途中で再度お世話になる可能性がありますが,
その際には是非またご教授いただけれたらと思います.

お忙しい中お時間を取らせてしまい申し訳ありません. ありがとうございました.