樋口先生
度々お世話になっております。
何度かこの場で質問させていただいたONISHIです。
前回ご助言いただいた後も,KH Coderを使わせていただきながら
自由回答の男女比較をしております。
対応分析で,男女の記述の特徴を探っているところなのですが,
1つ,固有値のことに関して質問させてください。
対応分析をした際に,固有値が,7e-04となりました。
eが入るというのは,どういったことなのでしょうか。
分析結果として適切なのかどうか,数字のみで表せないことの意味は何なのか,そして,この値は,常用対数の底やネイピア数といったものに相当するのか,この値をどう解釈するのか等が分からなくなっております。
度々申し訳ありませんが,教えていただけますでしょうか。
ちなみに,対応分析は以下のような手順で進めました。
性別を外部変数とし,自作の13個のコードを使って対応分析をしました。
性別が外部変数なので,固有値がひとつ算出され,
グラフ上では,性別とコードが平面の対角線上に布置されました。
その際に,ひとつのコードが「男」の方向にかなり遠くに布置され,
他のコードが密集し,見にくくなっていたので
外れ値として分析対象から外して,もう一度対応分析をしました。
この作業を,もう2回,合計3回繰り返しました。
3回とも外れ値が見られたのは,「男」方向でした。
4度目で固有値が7e-04となり,平面の端から端までに広くコードが布置され,
外部変数の男女も,原点を挟んでほぼ平面の端と端に布置されていました。
初めの分析から出てきた固有値の値を順に記載しますと,
1回目 0.0129
2回目 0.0046
3回目 0.0013
4回目 7e-04
このようになります。
対応分析で,外れ値をどんどん除外していったという手順が正しかったのかも疑問ですが,
なにより7e-04という固有値をどのように解釈したらよいでしょうか。
今更ですが,卒業論文の研究でKH Coderを使わせていただいておりまして,
論文にまとめる際に,どのように7e-04を扱えばよいか,記せばよいかが判断しかねております。
お忙しいところ恐縮ですが,どうぞご教示いただければ幸いです。
ONISHI