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  [No.3627] 共起ネットワークの見方 投稿者:superwhy  投稿日:2018/05/21(Mon) 23:00:43

樋口先生

先日は迅速なご回答を有難うございました。
今回、共起ネットワークについてご教示お願い致します。

マニュアル(2017年版)のP158図A.32(b)についてです。
上中下の3見出しと共起関係にある語を分析の中心にするというのはいかがなものでしょうか。
マニュアルを見渡しますと、各単位(部や章など)の特徴を表す語の分析をするのが正当であるように思えますが。

例えば、「りんご」はAとB双方に共起関係があるが、Aでは「りんご」をこういった意味合いで使っている、Bでは「りんご」をこのような文脈や意図で使用している。
といった具合に解釈を進めていくことを考えています。

別件ですが、先生のセミナー情報はツイッター以外でどのように確認できますか。
早めの受講を熱望しております。

お忙しい中大変恐縮ではございますが、宜しくお願い致します。


  [No.3628] Re: 共起ネットワークの見方 投稿者:HIGUCHI Koichi  投稿日:2018/05/21(Mon) 23:17:03

こんにちは、樋口です。書き込みありがとうございます。

> マニュアル(2017年版)のP158図A.32(b)についてです。
> 上中下の3見出しと共起関係にある語を分析の中心にするというのはいかがなものでしょうか。
> マニュアルを見渡しますと、各単位(部や章など)の特徴を表す語の分析をするのが正当であるように思えますが。

そうしますと、図A.32(b)がどんな図になれば、正当な状態になるとお考えか
教えていただけますか?

>例えば、「りんご」はAとB双方に共起関係があるが、Aでは「りんご」をこういった意味合いで使っている、Bでは「りんご」をこのような文脈や意図で使用している。
>といった具合に解釈を進めていくことを考えています。

もとの文章も見ながら、こうした解釈を行なうことは、何ら問題のない手順か
と存じます。

ただ、私の考えでは、現在の形の図A.32(b)であっても、もとの文章を見つつ
こうした解釈を行なうのに不都合はないように思うのですが、いかがでしょう。

> 別件ですが、先生のセミナー情報はツイッター以外でどのように確認できますか。
> 早めの受講を熱望しております。

SCREEN AS社開催のセミナーについては、こちらのメールマガジンに申し込ま
れると良いかと思います。
https://business.form-mailer.jp/fms/1c4502d568311


  [No.3630] Re: 共起ネットワークの見方 投稿者:superwhy  投稿日:2018/05/22(Tue) 08:16:52

樋口先生

ご回答ありがとうございます。
端的にお答えいただき助かりました。

どんな図になれば正当か?についてです。
初学者の私がマニュアル片手に初歩から分析していますと、特徴語から分析していくことに益があるように思えました。
質問の「正当」の文言が、最適でなかったかもしれません。
中心部の分析にも意味がある、との方向性をこの場で確認させていただきましたので、当方の疑問は解消致しました。

セミナーの情報もありがとうございます。
座学で学べる機会を心待ちにしております。


  [No.3633] Re: 共起ネットワークの見方 投稿者:HIGUCHI Koichi  投稿日:2018/05/22(Tue) 18:05:48

こんにちは、樋口です。書き込みありがとうございます。

> 特徴語から分析していくことに益があるように思えました。

その場合は、図の外側から、すなわち中心から離れたところから、ご覧いただ
ければ良いかと存じます。

対応分析も、図の中心部には特徴のない語が集まって、中心から離れたところ
に特徴のある語が布置される傾向があります。統計的なプロットは、必ずしも
中央部分から見るものとは限らないように思います。

> セミナー

次回は、初級編が8月24日午後、ステップアップ編が9月14日終日で、場所はい
ずれも東京を予定しています。企業様開催により有償です。詳細は追って公開
されると思います。

座学と申しましても、実際に操作をしていただく部分のウェイトが50%前後は
あるのではないかと思います。