こんにちは樋口です。

Windows VistaとXPのデュアルブートにしてある手元の古いPCで試すと、
チュートリアルデータの前処理にかかる時間がXPでは18秒なのに対して、
Vistaでは26秒でした。

同じハードウェアなのにこれだけ処理時間が変わることにちょっと驚い
たのですが、Vistaってこういうものなんでしょうか？ VistaとXPのデュ
アルブートをしている方がいらっしゃったら、お暇なときにでもお試し
いただいて、結果を書き込んでいただけましたら幸いです。

なお上記の処理時間は、全角の「Ｋ」だけを強制抽出する語として指定
して、「こころ」データの前処理を行うのにかかった時間です。使った
ハードウェアはOpteron185（2.6GHz）、2GB RAM、7200rpm HDDという、
ちょっとした年代ものです（チップセットが特に古くてnForce 3…）。

チップセットが古いせいでたまたま？こういう数値になったのならまだ
分かるのですが、これが普通だとするとちょっと厳しいですね。

比較的新しい機械（Core2Duo E6850 3GHz）で試してみると、
> XP sp3: 12秒
> Vista sp1: 16秒
でした。もちろんVistaでは、インデックス作成が終わったことを確認し
てから計測しています。

やや差が小さくなっていますが、それでもXPの1.3倍程度の処理時間がか
かります。巷のベンチマーク結果を見ても、Zip圧縮のようなCPUとHDDを
激しく使う処理ではXPの方が速いようですし、きっとこういうものなの
でしょう。

本来ならばCPU・メモリ・HDDなどを効率的かつ有効に使うことで、新し
いOSでは、むしろ処理が速くなって欲しいものです。Windows 7に期待で
しょうか。