樋口です。このページを開いていただいてありがとうございます。
■報告のあった症状
Windows版のKH Coderで、いつまでたってもRを用いた解析の結果が出ないとい
う不具合が報告されており、現在この問題についての対策を試みています。
「Rを用いた解析」とは、共起ネットワーク・対応分析・多次元尺度法・階層的
クラスター分析などです。
より詳細に書きますと、処理中らしき表示のままKH Coderの画面は「固まって」
しまい、さらに、CPUの使用率が0%になって、いつまでたっても結果が出ないと
いうことです。特に、分析対象ファイルのサイズがある程度大きい場合に、こう
した不具合が起こりやすいそうです。
※ただし画面が固まっていても、CPU(のコア1つ分)が動いている場合は、不具
合ではなく、単に計算に時間がかかっているだけと考えられます。
■その後
この症状への対応を試みたバージョンを2.b.26として一般公開しました。
この症状が発生する頻度はおそらく下がっていると思うのですが、根絶できた
かどうかはよく分からないというのが現状です。