こんにちは、樋口です。書き込みありがとうございます。
お返事遅れておりますが、順次対応いたしますので、しばしお待ち下さい。
まずは、特定の語に注目して、関連語のネットワークを描く方法についてです
ね。
> (1)【抽出語】−【関連語検索】−【共起ネットワーク】
>
> (2)【部分テキストの取り出し】で、着目する抽出語ごとのファイルを個別作成し、
> これを用いて、プロジェクトの新規作成、
> 【抽出語】−【共起ネットワーク】
共起の計算については、いずれの場合も、注目語が出現している文書だけが使
用されます。
異なるのはネットワーク描画に用いる語の選択です。(2)の場合、注目語が出
現している文書群に、単に多く出現している語が選択されます。それに対して
(1)の場合、データ全体と比較して、注目語が出現している文書群に特に多く
出現している抽出語が選択されます。(1)の場合、デフォルトでは、語の選択
にはJaccard係数が用いられます。
そうしたことですので、注目語の特徴を見る際に、「データ全体と比較しての
特徴」を見たい場合には(1)が適しているでしょう。それに対して(2)では、
「データ全体との比較」は脇に置いて、注目語の周辺を見ることになります。
使い分けに際しては、この点でお選びいただくことになりましょう。
※なお(1)の手順でも、【関連語探索】画面で「ソート:」を「Jaccard」から
「共起」に変更すると、おおむね(2)と同じ結果になろうかと思います。