こんにちは、樋口です。書き込みありがとうございます。
KH Coderが作成するMySQLデータベース内のテーブル構造(リレーションやキ
ーなど)については、マニュアルのA.4.2節をご覧ください。KH Coderの本で
すとpp. 130-131あたりです。また「SQL文の実行」(A.11.1節)コマンドも
ご利用いただけます。
必ずしも「SQL文の実行」コマンドを使用しなくとも、別途MySQLクライアント
ソフトウェアを使用されてもよいでしょう。ただ、(1)KH Coderを起動してい
るときしか、添付のMySQLは起動していないことや、(2)接続先ポートが3307で
あること、(3)添付のMySQLはかなりバージョンが古いこと、(4)文字コードは
ujisとしていることなどにご留意ください。
こうした点にご留意いただけば、KH Coderとは別に、MySQLクライアントから
添付のMySQLをご利用いただけるでしょう。
ただ、データベースの学習ということでしたら、KH Coderに添付の古いMySQL
ではなく、新しいMySQL Community Serverをダウンロード・インストールされ
るのがおすすめです。
そして、KH Coderがその新しいMySQLを使うように設定するとよいでしょう。
config/coder.iniのall_in_one_packを0に、sql_portを3306に、そして
sql_usernameとsql_passwordは新しくインストールされたMySQLにあわせてく
ださい。これでKH Coderは添付の古いバージョンではなく、新しいものを使う
ようになります。このようにデータベースを切り替えると、既存のプロジェク
トは開けなくなりますので、あらかじめ既存のプロジェクトは削除しておいて
ください。削除の前にエクスポートしておけば、切り替え後にインポートする
ことが可能です。
新しいMySQLであれば、(私は使ったことがないのですが)MySQL Workbenchの
ような新しいクライアントや、サブクエリ・ストアドプロシージャーなども使
えて、学習に適しているのではないかと思います。