こんにちは、樋口です。書き込みありがとうございます。
こうした分析の試みは初めて拝見しますので、ちょっと、私もよく分かりませ
んが、ひとまず、現時点で思いつくことを以下にご返信いたします。
> sus4や#やadd9などは,語の取捨選択に強制抽出語として追加したところCと
> sus4のようにわかれてしまった
KH Coderでは、「強制抽出」欄に先に入力してあるものが優先されます。よっ
て、sus4よりも上にCsus4を入力しておく必要があるでしょう。
こういった形で、「コード」を上手く抽出できるなら、次のステップに進める
でしょう。
> 分析の方向としましては,まず,全曲の出現コードと出現回数を調べます。
> その後,サビの初めの2つのコードだけを抽出したものや曲の初めのコード
> だけを比較して,グラフ等に起こして時代ごとにどのような曲調の違いがあ
> るかなどを分析していこうと考えております。
漱石「こころ」のチュートリアルでは、「上」「中」「下」それぞれに特徴的
な語を検索するといった操作がありました。これと同じ操作で、時代ごとの特
徴語(=特徴的なコード)を検索できようかと思います。
サビについては、サビの最初のコード2つを手で集めて、別のファイルに保存
・分析する必要があるかもしれません。
あと、余談になりますが、楽曲中での区切りになる部分(小節?)を「。」で
区切れば、その部分がKH Coderには「文」と認識されます。よって、同じ「文
」(=小節)の中に共起することが多いコードのペアを調べて、共起ネットワ
ークを描くといったこともできるでしょう。