こんにちは、樋口です。書き込みありがとうございます。 スパム判定スクリプトの誤動作で、しばし、せっかくの書き込みが掲示板に 反映されていなかったようで、ご迷惑をおかけしました。 ともあれ、特に、詳細に目で確認できる分量のデータを扱う場合、あるいは データ量が少なくて十分な計量的分析が難しい場合のKH Coderの活用法とし て、非常におもしろいものだと思います。下の方に書き込んでいただいてい る総合地球環境学研究所の松川さんの場合も、大量にコードを作って、コー ド間の関連を調べるという方法で、探索を行われていたようです(KJ法を行 われたのかどうかまでは分かりませんが…)。 通常、質問紙調査の自由記述項目でしたら、男女・年代のような他の変数が 変化したときに、言葉やコードがどう変化するのかを見るというのが1つの 定跡であろうとは思います。が、そういった定跡にのっかりにくい場合の活 用法として、非常におもしろいものだと思います。 というのも、KH Coderで計量的に分析(2次元マップ作成)した場合と、目 で直接読んだ(KJ法で詳細に分析した)場合とでは、データを見る視点が 相当変化します。それぞれの視点では、やはりそれぞれの「見え方」とで も言うべきものがあって、相互に参考に出来るのではないかなぁと思うか らです。さらには、「2次元マップを作成したから気がついたけど、目で読 んでるだけでは気づかなかったかもしれないなぁ」なんてことまであれば、 最高(?)でしょうが、なかなか必ずしもそこまでは上手く行かないでしょう か。 以上、とりとめもなく書いてしまいましたが、ひとまずのお礼までにて失 礼いたします。 p.s. 「うちでは/私は、こういう使い方をしてるよ!」といった書き込みは大 歓迎です。是非、皆様お気軽に書き込みされてください。