こんにちは、樋口です。書き込みありがとうございます。
はい、「一助」という位置づけで良いように考えています。例えばクラスター
分析でも、クラスター化法を変えれば結果は変化するわけですし、絶対的なも
のではありません。また、機械的に語を取り出して分析に投入していますから、
分析の目的に関係ない語が混じってしまうこともあるでしょう。
「この基準で機械的にグループ化すると、こういう結果になる」ものとして分
析者が探索に用いたり、第三者に提示するには便利ですが、絶対それに従わな
ければならないものではありません。
当然、その一部だけを使ったり、まったく違う分類のコードを作成することも
あるでしょう。
ただその際には、コーディングルールを公開・明示できると、信頼性の面で良
いでしょう。また「こういう分析の目的に合わせて」「こういう理論仮説を検
証するために」(そういうコードを作成した)といった説明があるとなお良い
かと存じます。