こんにちは、樋口です。書き込みありがとうございます。
お節介ないし余計なお世話かとは思うのですが、共起ネットワークのグループ
分けは、クラスター分析と同様、手法を変えればグループが変化することもあ
ります。またグループ分けを行なう前のネットワークの段階でも、共起関係の
描画数(またはJaccard計数)を変えれば線の有無が変わることもあります。
そうしたものですから、あまり、グループ間の関連がどうこうというところま
で「深読み」をなさらない方が良いかもしれません。
たとえばですが、
> グループABがあり、Bと共起関係があるCは、グループCDを形成している。
> これらの語を含むデータ中の実際の文章には「○○…」「△△…」などが
> あった。ここから□□という主題がデータ中に見られたことがわかる。
という程度の記述にしておかれるのが良いかもしれません。
私自身が、共起ネットワークを示してそこから読み取れることを記述した文章
の例としては以下の2つがあります。もしよろしかったらご参考になさってく
ださい。
『リスク社会を生きる若者たち』
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『コーパスとテキストマイニング』
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その上で、お書きいただいた仮定ですと、結果が直接的に示しているのは、
「BとCには共起関係がある」ということですね。
この結果を説明する際に「BとCとの間に共起関係があることから、グループAB
とグループCDの間には、弱いながらも関連があると見なせよう」というふうに
書くことは可能と思います。(必ずしも推奨いたしませんが)