こんにちは、樋口です。書き込みありがとうございます。
えっと、残念ながら、魔法のような方法は存在しません。
1つの方法は、コーディングに入る前に共起ネットワークやクラスター分析、
関連語検索などを使って、あたりをつけることかなと思います。たとえば「問
題」という言葉と、「ない」「見つかる」「見当たる」などの言葉が共起して
いることが分かれば、それをコーディングに活かせるでしょう。
また、本当にコーディングが必要かどうかも、少し考えてみるとよいと思いま
す。たとえば、外部変数としてプロジェクトの成否のような情報があるなら、
「成功プロジェクトの報告にはどんな言葉が多いか」といった分析は、コーデ
ィングなしで行えます。これがうまくいけば、コーディングは必ずしも必要な
いかもしれません。あるいは、「結果の中で、この言葉・コンセプトだけはコ
ーディングをして正確に数えておきたい」というふうに焦点が絞れるかもしれ
ません。
あとはもう地道にコーディングルールを書くということでしょうか。基本形を
指定すれば、すべての活用形がヒットしますので、それほど長いルールを書か
なくても大丈夫だと思います。挙げていただいた例ですと「問題 and ない」
というルールだけでも、かなりのものがヒットするかと思います。