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  [No.2952] 手作業で行ったコーディングを用いた分析 投稿者:tanaka  投稿日:2017/04/12(Wed) 00:04:26
手作業で行ったコーディングを用いた分析 (画像サイズ: 1152×648 52kB)

樋口先生

下記についてお教え頂けましたら幸いです。基本的な内容で申し訳ございません。
(KH Coderのバージョン:KH Coder 3のアルファ版)

・手作業で行ったコーディングを分析に用いる際の「分析する列」について
投稿No.2003では,「自由回答」を選択するように,とありますが,分析する列と
手作業で行ったコーディングが対応していない場合でも,問題ないでしょうか。

・手作業で行ったコーディング結果を用いて,共起ネットワーク分析,対応分析を実施したところ,
対応分析においてのみ,添付のようなエラーがでました。対応方法がありましたらお教えください。
※コード×外部変数 コードは「0」「1」,外部変数は文字列のエクセル表を読み込んでいます。

・多次元尺度構成法による分析時に外部変数を同時に分析することは可能でしょうか。

よろしくお願い致します。


  [No.2953] Re: 手作業で行ったコーディングを用いた分析 投稿者:HIGUCHI Koichi  投稿日:2017/04/12(Wed) 00:18:21

こんにちは、樋口です。書き込みありがとうございます。

> 分析する列と手作業で行ったコーディングが対応していない

これはどういう状態のことでしょうか?

「手作業で行ったコーディング」の結果が入力された列は外部変数として扱い、
もとのテキストを「分析する列」として指定するということでしたら、それで
問題ありません。

> 対応分析においてのみ,添付のようなエラーが

エラーメッセージだけではちょっと原因が分かりません。
メールでデータをお送りいただけましたらお調べさせていただきます。

> 多次元尺度構成法による分析時に外部変数を同時に分析することは可能でし
> ょうか。

残念ながらこの機能は備えていません。多次元尺度構成法は抽出語のみの分析
となります。


  [No.2954] Re: 手作業で行ったコーディングを用いた分析 投稿者:tanaka  投稿日:2017/04/12(Wed) 00:49:13

樋口先生

お忙しい中ありがとうございます。

分析する列と手作業で行ったコーディングが対応していない

→手元にある「0」「1」のデータのみを使って分析が出来ないかと
思ったのですが。「0」「1」のデータはテキストから作成したもの
ではなく,イメージ調査であてはまると「1」,あてはまらなければ「0」
というデータになります。

多次元尺度構成法の件,承知致しました。


  [No.2955] Re: テキストではなく、2値変数がたくさんあるデータの分析 投稿者:HIGUCHI Koichi  投稿日:2017/04/12(Wed) 01:19:22

こんにちは、樋口です。書き込みありがとうございます。

■データの様子
> 手元にある「0」「1」のデータのみを使って分析が出来ないかと
> 思ったのですが。

テキストではなく、「0」と「1」が値として入力されたデータだけを分析され
たい場合には、KH Coderではなくて、数値データ向けの統計ソフトが適してい
ようかと思います。

それでもぜひKH Coderで分析を、という場合は、以下のような方策が考えられ
ます。

> 「0」「1」のデータはテキストから作成したもの
> ではなく,イメージ調査であてはまると「1」,あてはまらなければ「0」
> というデータになります。

1つのイメージについて、1つの列に「0」と「1」の2値変数(ダミー変数)で、
「あてはまる=1」か「あてはまらない=0」かが入力されているというデータ
ですね。イメージが50あれば、50列に渡ってデータが入力されている。そして、
テキストの列はもともと存在しない。

■1つ目の方法
この場合は、KH Coderで分析する1つの方法は、テキストの列をお作りいただく
ことだと思います。「0」は削除して、「1」は「<イメージA>」といった文字列
に置換します。そして1列につなげれば、KH Coderで分析できるでしょう。

そのつなげた列は以下のようなものになるでしょう。
----------------------------------------------
<イメージA><イメージB>
<イメージC>
<イメージB><イメージC>
<イメージA><イメージB><イメージC><イメージD>
<イメージB><イメージC>
----------------------------------------------

プロジェクト作成時に、この列を「分析する列」として指定します。
この方法ならばそれぞれのイメージをKH Coder上で「語」として扱えるので、
出現数の多いものだけを分析に用いたり、といった「語」としての操作を行えま
す。

※上記のように山カッコ「<>」で括っておけば、「イメージA」「イメージB」な
どが必ず1つの語として抽出されます。

■2つ目の方法
テキストの列としてはまったくのダミーとして、「あ」「い」など、何らかの
テキストを入力しておきます。特に内容に意味などなくてOKです。そのダミー列
を「分析対象とする列」として指定します。また前処理を行います。

次に、各イメージの列名(変数名)を使って、KH Coder上でコーディングを行い
ます。

------------------------------
*イメージA
<>イメージA-->1

*イメージB
<>イメージB-->1

*イメージC
<>イメージC-->1
------------------------------

こうすれば、各イメージをKH Coder上で「コード」として分析できるようにな
ります。

この方法だと、「出現数の多いものだけを分析に含める」といった、「語」な
ら使える機能が使えなくなります。そういう若干の不便さはありますが、
「コード」を使っての共起ネットワーク作成や、対応分析等は行えます。


■お礼
こうした方法を使えば、テキストデータでなくても、2値変数がたくさんある
場合はKH Coderで分析できますね。当初、そういうことに、まったく思い至
りませんでした。そのため、当初の対応がトンチンカンになってしまって
申し訳ありません。また、ここまでしてKH Coderを分析にお使いいただけるこ
とは光栄です。

そして、貴重なデータを拝見させていただきまして大変ありがとうございまし
た。おかげさまでバグを1つ修正することができました。現在公開している最
新アルファ版では、対応分析もエラーにならないと思いますので、お試しくだ
さい。


  [No.2958] Re: テキストではなく、2値変数がたくさんあるデータの分析 投稿者:tanaka  投稿日:2017/04/12(Wed) 14:28:47

樋口先生

お忙しい中,詳細にありがとうございます。

WEB調査などによって「0」「1」のデータ(テキストはなし)を扱う
ことが多く,これまで有料の統計ソフトを使って分析をしておりました。
ただ,オプションのソフトが別途必要になったり,多重応答反応分析を
行っても,外部変数は別の図として表示されたり(私の操作に問題が
あるかと思われますが)容易に思う通りの結果を導けないケースも
ありました。

KH Coderによって,「0」「1」のデータを用いた対応分析や
共起ネットワーク分析などが可能となると,容易に有用な結果を導き出すことができ,
大変助かります。

今後も質問させて頂くこともあるかと存じます。

引き続きよろしくお願い申し上げます。

ありがとうございました。