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  [No.3764] 共起ネットワークのdensityに関して 投稿者:Nishinaka  《URL》   投稿日:2018/08/02(Thu) 15:00:28

KH Coder 3 Reference Manualに、以下の density に関する記述があります。

The density is defined as the number of co-occurrences that are actually drawn divided by the number of co-occurrences (edges) that could
exist.

that could exist の意味がよくわかりませんので、ご教授ください。
できれば、計算式で示していただけますと幸いです。


  [No.3766] Re: 共起ネットワークのdensityに関して 投稿者:HIGUCHI Koichi  投稿日:2018/08/02(Thu) 15:15:41

こんにちは、樋口です。書き込みありがとうございます。

あまり英語への翻訳が上手くなくて申し訳ありません。

もとになっている日本語版マニュアルや、日本語版マニュアルに挙げている参
考文献(安田 2001, 鈴木 2017)をご覧いただくといかがでしょうか。

安田 2001
https://amzn.to/2OCPkWM

鈴木 2017
https://amzn.to/2n0Lkmi

※日本語版マニュアルはkh_coder.exeと同じ場所にkhcoder_manual.pdfとして
同梱しています。あるいは「KH Coderの本」をご利用ください。


  [No.3768] Re: 共起ネットワークのdensityに関して 投稿者:Nishinaka  《URL》   投稿日:2018/08/02(Thu) 21:59:04

ご回答ありがとうございます。
訳の問題ではなく、「密度とは,実際に描かれている共起関係の数(表示されているEdgeの数)を,存在しうる共起関係(edge)の数で除
したものである。」の「存在しうる」がよくわからなかったのですが、先生のご回答で、
「社会ネットワーク」のことを言っているのだとわかりました。(マニュアルに書かれていましたが気づきませんでした。)
安田先生の本には、「ネットワーク」に含まれているノードの間の関係の数、とありますので、
khcodeのDは「表示されているEdgeの数」÷「表示されていないEdgeを含む無向グラフにおける関係の最大数」ということで理解はあっていますでしょうか?
(安田 2001 P78)


  [No.3769] Re: 共起ネットワークのdensityに関して 投稿者:HIGUCHI Koichi  投稿日:2018/08/02(Thu) 22:20:30

こんにちは、樋口です。書き込みありがとうございます。

はい、お書きいただいた通りです。

「存在しうる共起関係(edge)の数」は、語(node)の数をnとおくと、nC2です。
※本来nと2は下付文字。


  [No.3770] Re: 共起ネットワークのdensityに関して 投稿者:Nishinaka  《URL》   投稿日:2018/08/03(Fri) 12:31:16

丁寧なご回答ありがとうございます。