こんにちは、樋口です。書き込みありがとうございます。
お書きいただいた表の形もしくは当該論文の表7Bですと、列と列の相関
を見ることで、語が使われている文脈が似通っていたかどうかを見るこ
とができます。(ここで言う文脈とは、他にどんな語と一緒に使われて
いるのかということです)
それに対して、Viscovery SOMineが似通っているかどうかを判断しつつ
布置してくれるのは、列ではなく行ですね(阪大から転出したので今SOM
ineは手元にないのですが…)。よってSOMineで語のマッピングを行うた
めには、転置(行と列の入れ替え)を行う必要があります。転置して、
「単語Aが出現するという条件」というケース名から、単に「単語A」と
いうケース名にすれば布置できるかと思います。
なお、当該論文の表7Bでは説明のしやすさを優先しようとして、あのよ
うな形にしたものと思います。ちなみに現在では、上述のように転置し
た状態の表を作る機能として、「『抽出語x文脈ベクトル』の出力」コ
マンドをKH Coderに備えています。
それではよろしくお願いいたします。
p.s.
蛇足ながら、ご質問内容に、礼を失しているような点は何ら見あたらな
いかと存じます。