こんにちは、樋口です。書き込みありがとうございます!
構文解析の結果を使ったグラフを作成することで、1つの主語が複数の述語に
接続している様子や、あるいは逆に、1つの述語に複数の主語がつながってい
る様子が分かるということでしょうか。そしてそこから、述語同士の関係や、
主語同士の関係もうかがえるとなると、なかなか面白そうですね。
これまで構文解析については保守的な態度をとっていたのですが、書き込みを
していただいたおかげで、確実に構文解析への態度が変化したような気がしま
す。TMSの書籍付録版なんかも手元にあるので、そのうちに触ってみて、構文
解析の威力を見てみたいと思います。TMSも品詞の組合せ等でフィルタリング
できる感じですね。
構文解析の結果を可視化するのに適したレイアウトにも、チャンクや格フレ
ームにも興味津々なのですが、ちょっとすぐには追いつかなさそうですので、
どうぞ気長に見守っていただけましたら幸いです。当面は国際化にやや大きめ
にリソースを割り当てていることと、CaboChaはモデルファイルの関係で再配
布が難しそうなのも気になるところです。
ともあれ、大変informativeな書き込みに重ねてお礼申し上げます。