樋口先生さま
お世話になります、袋井と申します。
いつもありがとうございます。
チュートリアルpdfファイルの1頁目に、計量テキスト分析の目的が分かりやすく書かれています。
その2つある目的のうち、最初の「客観性の向上」に関する質問をさせていただきます。
以下のテキスト分析について、
計量テキスト分析から接近する場合について、ご助言をいただければと思います。
よろしくお願いいたします。
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以下のテキスト分析を設定します。
複数名の識者(6名)が、ある問題(例えば、脱原発、消費税など)について論じたテキストがあります。
時期を変えて2回おこないました(間隔は1年間)。
識者たちの意見には、共通的なものもあれば、当然、相違する独自意見もあります。
また、2回実施したことにより、同一識者であっても、時間的な変容があるかと思います。
テキストファイルは、6名×2回=12ファイルであり、人間が読める範囲です。
人間が読めば、議論の構造、時間的な変容の印象を得ることができます。
チュートリアルpdfに、
「人間が目で読むことで、おおむねどんな内容であったかという印象を得ることはできるだろう。
しかし、その印象を客観的な形で第三者に示したい場合には、どうすれば良いのだろうか」
と書かれていますが、正にこの心境です。
もやもやしたものを、客観的に示したい、見える化したいと思っております。
まだまだ頭の中で、あれやこれやと思い巡らせている状況ですが、接近方法として以下を考えています。
まず、以下の、3種類、計8つのプロジェクトを作成します。
(1)第1回(6人の識者のマージ)
(2)第2回(6人の識者のマージ)
(3)6名の各識者(第1回、2回のマージ)
次に、それぞれのプロジェクトで、以下を計算します。
・語の共起ネットワーク
・語−外部変数の共起ネットワーク
・外部変数との関連語
なお、外部変数は、以下のように考えます。
(1)(2)の場合、識者
(3)の場合、実施時期
共起ネットワークの場合には、中心性指標の大きさ、
関連語の場合には、類似度
を、分析者の視点からPosi/Negaの評価をします。
まだまだ頭の中で、あれやこれやと思い巡らせている状況ですが、ご教示いただければ助かります。
また、参考になる資料があれば、資料名を紹介していただければ助かります。
よろしくお願いいたします。