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  [No.1206] 対応分析(外部変数のラベル名と図形の位置) 投稿者:袋井  投稿日:2012/11/30(Fri) 21:26:07

樋口先生さま

お世話になります、袋井と申します。
いつもありがとうございます。

対応分析の「抽出語×外部変数」について質問がございます。
よろしくお願いいたします。

バブルプロットの有無とは関係なく,
外部変数のラベル名と図形の位置は一致すると理解していますが、
その理解でよろしいでしょうか?

データが悪いのか、外部変数のラベル名と図形位置がズレます。
フォントサイズは100%です。

確認すべきポイントがあれば教えてください。

よろしくお願いします。


  [No.1209] Re: 対応分析(外部変数のラベル名と図形の位置) 投稿者:HIGUCHI Koichi  投稿日:2012/12/01(Sat) 00:32:36

こんにちは、樋口です。書き込みありがとうございます。

図形の近くにラベルが配置されるはずなのですが、配置アルゴリズムの都合で
ちょっと離れることもあります。

配置アルゴリズムは乱数スタートなので、実行するたびに配置が変わります。
「調整」をクリックして、そのまま「OK」をクリックすることで再実行すると、
ラベル配置が変ると思います。何回かやっているうちに、良い感じの配置にな
ったりしないでしょうか(苦笑。

ちなみに、画像として保存する際にも再度配置アルゴリズムが動きます。した
がって、KH Coderの画面そのままで保存することはできません。ラベル配置に
もこだわる場合、R上で繰返し実行し、良い配置になった際にRからWord等にコ
ピーするのが良いかと思います。

※2.b.29eでラベルの重なりを避けるように修正した影響で、場合によっては、
これまで以上に図形からラベルが離れるようになったかもしれません。


  [No.1212] Re: 対応分析(外部変数のラベル名と図形の位置) 投稿者:袋井  投稿日:2012/12/01(Sat) 09:51:02

樋口先生さま

お世話になります、袋井と申します。
いつもありがとうございます。

ご教示をいただき、ありがとうございました。

有益なHint&Tipsをいただき、とても参考になりました。


> 図形の近くにラベルが配置されるはずなのですが

図形の方が、正しい位置ですね。


−−−−−−−−

先生、別の質問がございます。
よろしくお願いします。

分析、表示で使用する語には3種類あります。
(1)分析に使用する語
(2)分析に使用する語(差異が顕著な語)
(3)ラベル表示する、原点から離れた語

coder_dataに保存されているrファイルで、
colnames(d) <- c("word1","word2",,,,,,,,で格納されている語は、(1)だと理解しています。

(2)、(3)の語を確認するために、外部ファイルに出力したいと思います。
そのrスクリプトを教えていただければ助かります。

よろしくお願いします。


  [No.1217] Re: 対応分析(外部変数のラベル名と図形の位置) 投稿者:HIGUCHI Koichi  投稿日:2012/12/01(Sat) 18:48:59

こんにちは、樋口です。書き込みありがとうございます。

> 図形の方が、正しい位置ですね。

はい、そうなります。

> colnames(d) <- c("word1","word2",,,,,,,,で格納されている語は、(1)

はい、お書きいただいた通りです。

> (2)分析に使用する語(差異が顕著な語)

これは、R上で対応分析を実行したあとに、「colnames(d)」を実行していただ
くと表示されます。

> (3)ラベル表示する、原点から離れた語

同じく、「names」か「names[is.na(names)==0]」を実行して下さい。前者の
方が(2)と比べやすいかもしれません。


  [No.1220] Re: 対応分析(外部変数のラベル名と図形の位置) 投稿者:袋井  投稿日:2012/12/01(Sat) 21:12:42

樋口先生さま

お世話になります、袋井と申します。
いつもありがとうございます。


お陰さまで、3種類の語を目で確認することができました。

ご教示をいただき、ありがとうございました。


  [No.1222] Re: 対応分析(外部変数のラベル名と図形の位置) 投稿者:袋井  投稿日:2012/12/02(Sun) 10:40:32

Re: 対応分析(外部変数のラベル名と図形の位置) (画像サイズ: 1080×629 40kB)

樋口先生さま

お世話になります、袋井と申します。
いつもありがとうございます。

ご確認させていただきたいことがございます。
よろしくお願いいたします。



kokoro2.txt で、対応分析をしてみました。
強制抽出語で"K"を登録した以外は、何もしておりません。



"kokoro2_word_corresp_2.r"ファイルを見ると、"向う"が2回出現しています。

colnames(d) <- c("先生","奥さん",・・・・"気分",
"向う","友達",・・・"忘れる",
"向う",・・・・")


添付の画像ファイルをご覧ください。

ご教示いただいた、colnames(d)で確認すると、
"向う"、"向う.1"となっています。


今まで、画像だけを見ていたので気が付きませんでしたが、
一体、何が起こっているのでしょうか?


よろしくお願いいたします。


  [No.1223] Re: 対応分析(外部変数のラベル名と図形の位置) 投稿者:HIGUCHI Koichi  投稿日:2012/12/02(Sun) 16:37:41

こんにちは、樋口です。書き込みありがとうございます。

「抽出語検索」の画面で「向」を検索してみて下さい。「むこうへ行く」の
「向う(むこう・名詞)」と、「そちらへむかう」の「向う(むかう・動
詞)」の2種類があることが分かります。

これら2つが、どちらもプロットにあらわれているという現象です。KH Coder
は、品詞が違えば別の語として扱います。

スクリーンショットのRは、おそらく、KH Coderに添付のRとはバージョンが
異なるものかと存じます。お使いのバージョンでは、列名に同じ名前が
使われるのを避けるために、「.1」が付与されているのかなと思います。

以上、ご参考にしていただける部分がございましたら幸いです。


  [No.1224] Re: 対応分析(外部変数のラベル名と図形の位置) 投稿者:袋井  投稿日:2012/12/02(Sun) 20:22:00

樋口先生さま

お世話になります、袋井と申します。
いつもありがとうございます。

例によって先生が明快にご説明してくださったので、よく分かりました。

こういうこともあるのですね。

確かに私の方には、目的別に複数のR環境がありますが、その違いもあるとは気がつきませんでした。

いい勉強になりました。
ありがとうございました。