樋口先生
お世話になります。
幼児教育について研究している村井と申します。
初歩的な質問になりますが、複数の共起ネットワークを比較するとき、
コミュニティの数の減少はデータの内容が似通っていることを表し、
コミュニティの数の増減はデータの内容が多様(特徴的な類型)になっているという解釈でいいのでしょうか?
読み聞かせに対する幼児の反応を年齢別に集計し共起ネットワークにすると、
年特徴的な共起語が異なることに加え、年齢が上がるにつれてコミュニティの数が減少しました。
これを年齢が上がるにつれて、反応の類型が典型化していると解釈しています。
なお、データ数は各年齢でほぼ同じで、自動的に設定された最小出現数も統一されています。
『社会調査のための計量テキスト分析』(2014)を拝読し、共起ネットワークや
クラスター分析の項をいくつか読んだのですが、疑問を解決するには至らず質問させていただきました。
また、このようなデータ分析の基礎的な知識について書かれている本などがあれば紹介していただければ幸いです。
よろしくお願い致します。