Re: メモ: 共起ネットワークのカスタマイズ (HIGUCHI Koichi) KH Coder 旧掲示板
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  [No.695] Re: メモ: 共起ネットワークのカスタマイズ 投稿者:HIGUCHI Koichi  投稿日:2010/11/30(Tue) 19:20:18

# うまく行くまで試行錯誤するくらいの気合いがあった方が、RのようなCUIは
# ものにしやすいと思いますが、しかし、それはお仕事の主な目的と関係が薄
# いのかもしれませんね…。

ともあれ「v_size」を検索してみると、その計算には「freq」というリストが
使用されていることが分かると思います。そこでさらに「freq」を検索してみ
ると、これがまさに「頻度計算」の結果を格納しているリストであることが分
かります。

このfreqの内容を上手く出力できればそれで良いわけです。ここで、ノード名
(抽出語)を出力したときには、以下のようにしていました。
write.table(rownames(d), "cytoscape-node-attribute.txt",quote=F,sep="=")

「rownames(d)」を出力していたわけです。「print( rownames(d) )」を実行
すれば、その中身を見ることができます。同じように「print( freq )」を実
行して中身を見てみましょう。rownames(d)とfreqは同じ形をしているので、
同じように出力すれば良いことが分かります。
write.table(freq, "freq.txt",quote=F,sep="=")

ただし、これでは列名が「cytoscape-node-attribute.txt」でも「freq.txt」
でも同じ「x」となってしまってCytoscape上での都合がよくありません。
「freq.txt」をメモ帳などのエディタで開いて列名の「x」を「frequency」
といったものに変更すると良いでしょう。

あるいは、以下のようにデータフレーム化することで、出力時に列名を変えて
おくのが、よりスマートなやり方でしょう。
write.table(data.frame(freqency=freq), "freq.txt",quote=F,sep="=")

あとはCytoscapeからnode attributeとしてfreq.txtを読み込めば完了です。


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